2011年12月31日

越王勾践と朱元璋

中国ドラマ「朱元璋」と「燃ゆる呉越」を見ていると、ずいぶんと違いを感じる。

明の朱元璋は、成り上がりで、越王勾践は、王となるべくしてなった。

朱元璋の部下は、賄賂をとって、うそばかりついて、農民には苛斂誅求な要求をするひどい人間がいたけれども、越王勾践は忠実で優秀な名将やハンレイのような知将に恵まれた。

朱元璋は14世紀の人物であり、越王勾践は紀元前5世紀の人物。

秦の始皇帝は、越王勾践よりも200年後の人物。

秦の始皇帝の墓にあった人骨を解析したところ、今の中国人とは違う人種で、ちょうど中東くらいの人のDNAだったとか。
今の中国人とは違う人種だったらしい。

朱元璋は、もちろん、今の中国人と同じ人種のはずだけれども。

ひとくくりに中国ドラマといっても、今の共産党中国と、清や明、元の時代の中国ドラマとはまったく違うわけで、そこら辺を勉強しないと、よく理解できないかもしれない。

武侠ドラマは、史実をちょっとだけネタにしていて、皇帝とかがでてきたりするので、これまた歴史の勉強が必要。

それにしても、紀元前の時代に越王勾践と呉王夫差の復讐劇があったとは。。。

越王勾践が王者の剣を手にするところから始まる「燃ゆる呉越」だけれども、それについてウィキペディアに書いてあったので、引用する。


勾践は『越王勾践剣』と呼ばれる8本の名刀を作らせ保有していたと残されている。1965年、その1本であると言われる銅剣が湖北省江陵県望山1号墓より出土した。保存状態はきわめて良好でさびが見つからなかった。原因を探るためにX線回折法で分析したところ、表面に硫化銅の皮膜で覆ってあったといわれている[4]。なお、夫差の矛も同じ湖北省で見つかっている。



越王勾践は、娘を呉王夫差の妃にしていたけれども、西施に心を奪われた夫差は、越王勾践の娘を追い出してしまう。

そのきっかけは、西施が懐妊したのに、越王勾践の娘が毒を飲ませて、流産させたからだそうで、殺すところを、西施の頼みで、命は奪わないことにしたけれども、越王勾践の娘がいっそ殺してくださいと言ったことから、死ぬよりつらい目にあわせてやるといって、目をつぶしてしまう。

すごい話ばかりだけれども、2000年以上伝承されてきた話だから、かなり脚色されているのだろう。

どのくらい事実だろうか。

運河を掘らせたというのは、本当だろうか。

明の朱元璋の時代は、越王勾践よりもずっと後だけれども、14世紀。

元が長い間中国を支配していた時代で、その末期に紅巾の乱というのがあって、その中で頭角を現したのが、朱元璋で、太祖や洪武帝とも呼ばれる。

徐達たちは、幼なじみだったというのがドラマの設定だけれども、実際は違うらしい。

ウィキペディア引用

1351年、白蓮教徒の集団が各地で反乱を起こし、紅巾の乱が勃発した。この大乱により皇覚寺は焼け落ちてしまった。朱元璋は自分の将来を占ってみたところ、紅巾軍に参加することが大吉であると出たため、韓林児を教祖とする東系紅巾軍の一派として濠州で挙兵していた郭子興のもとに身を投じたという。朱元璋は郭子興の下で頭角を現し、養女の馬氏を妻に貰った。これが後の馬皇后である。

朱元璋が郭子興の軍に参加した時、最初は間諜と間違われ、殺されそうになったが、面構えが郭子興に気に入られて、幕下に入ったという逸話がある。それぐらい朱元璋の人相が悪かったとも言えるだろう。朱元璋は他の造反軍がただ食料欲しさに目の前の事しか考えないのに比べ、先のことを考えた行動をとった。自分の出自を逆に活かして貧民の味方という立場を打ち出し、元軍の中の徴兵された農民達を取り込んで勢力を増していった。

この時期、のちに功臣第一となる徐達や勇猛で知られる常遇春や後の謀臣・李善長と出会った。



その明の太祖は、知識人の弾圧をおこなった。


官吏、知識人の弾圧

1381年、文字の獄と呼ばれる大弾圧を行った。「光」「禿」「僧」などの字を使っただけで、洪武帝が昔僧侶であったことをあてこすったとされて薛祥ら功臣が殺され、洪武帝が盗賊まがいのことをしていたので、「盗」の字と同音の道、「僧」と音の近い「生」の字を使った者がそれだけで殺された。

1382年には「空印事件」(「空印の案」とも)と呼ばれる官吏への残虐な懲罰を行った。当時の地方官らの間では、ある種の文書作成の手間を省くため、先に承認印だけを押した用紙(空印)を用意しておき、それを利用して報告書を作成することが常態となっていたのだが、それに気付いた洪武帝は、印の管理者を全員死刑とし、他の関係者にも厳罰を下したのである。鄭士利という地方官は、空印事件の関係者に冤罪の者が大勢いる旨を洪武帝に直訴したところ、かえって罪に処せられて労役に付かされた。

1385年には郭桓事件が起こる。これは、戸部侍郎の郭桓が不正経理を行ったとして死刑となった際、各布政使司の官吏も連座させられた事件で、殺されたものは数万にのぼったという。

文人たちは戦々恐々とし、洪武帝から離れようとしたがそれも許されず、文才のある者は官吏として半強制的に登用された。官吏を選抜するための科挙は極めて難しい試験を課され、及第するためには何年も勉強しなければならなかったが、明の時代に試験の難易度が下がり、定型文を暗記するだけでよくなった。これにより明の官吏の意識は低下し、事なかれ主義に走り、朝廷で目立つ行動を取ることを恐れるようになった。



明代は、文化が隆盛したそうだけれども。。。


中国の歴史もこうやってみると面白そう。



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2011年04月07日

中国ドラマ「朱 元璋」は、かなり面白そう!!

チャンネル銀河で、始まった中国ドラマ「大明帝国 朱 元璋」。
第一回目の5分遅れくらいから、見始めました。
最初の出だしを録画できてなかったのがとっても残念。

朱 元璋が、語る形式で物語が進んでいます。
おそらく、皇帝となった朱 元璋が、最初に登場して、回想する形なのでしょう。

私が、見始めたのは、朱 元璋が子供のころ、ひどく貧乏で、両親は餓死したとされていますが、ドラマでは、貧しさのあまり自殺したことになっています。

朱 元璋は、牛の番をさせられていて、おなかがすいている仲間の子供たちのために、自分が叩かれてもいいから、牛を食わせてやるといって、みんなで牛を殺して、焼いて食べます。

その時の仲間が、朱 元璋の家来となるというストーリー。

寺に預けられ、水汲みの仕事をしながら、成人します。

そして、故郷の村で挙兵していた、紅巾の乱の郭子興の軍に参加し、郭子興の養女を妻にします。

とっても面白いです。
なんと、主人公役の俳優が、「天龍八部」でも主人公を演じていたとか。

大明帝国では、はげ頭で登場したので、同じには見えませんでしたが。

天龍八部もおもしろかったですし。。。

かなり面白そうです。
しかし、キャラクターは天龍八部とは全然違います。

ドラマの中のキャラクターと、実際のキャラクターはまたかなり違うかもしれません。

ドラマの中では、仲間を大切にするキャラクターですが、実際は、部下を次々に粛清し、五万人も殺してしまったとか。

子供時代の話をキャプチャーしました。

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ラベル:朱 元璋
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2011年03月23日

最近、中国ドラマがいろいろあって。。。

衛星劇場で、韓国ドラマ枠に、中国ドラマ「神話」が登場しました。

ジャッキー・チェンが監督となって、作ったドラマです。

ストーリーは、第1話で、現代から秦の時代になぜかさかのぼってしまいます。

主題歌からラブストーリーだとわかるのですが。

最初から、虎の模様のペンダントをめぐって、悪者同士が争います。

車を盗もうとした仲間が、たがいに殺し合って、持っていた虎のペンダントを、落としてしまいます。

蛇で殺されそうになった車の持ち主が主人公で、虎のペンダントを拾い、蛇の毒が消えて、蘇生します。

虎のペンダントや、遺跡から発掘された宝物をめぐって、追いつ追われつの大騒動。

コメディタッチで、結構面白いです。

遺跡から発掘された宝物に虎のペンダントがぴったりはまり、すると、宝物の箱のふたが開いて、なぜか、主人公とその友達は、はるか過去の時代にタイムスリップ。。。

主人公。


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主人公の兄と父が、考古学者なのですが。。

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親子です。。

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お宝発見。

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悪者がみています。

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テンポが速くて、おもしろいです。

posted by mimichan at 02:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月24日

中国ドラマ「傾城之恋」はすごい!!

昨日、衛星劇場で、中国ドラマ「傾城之恋」DVD発売記念番組を見た。

ざっと見ただけなのだけれども、主人公とヒロインの純愛物語なのだけれども、その障害というか、アップダウンがすごい。

面白いといえば、面白いが、ストーリーのすごさに、びっくり仰天する。


純愛物語とか、ラブストーリーというのは、悲恋となるか、ハッピーエンドとなるか、いずれにしても、数多くの障害が出てくるもの。

韓国ドラマのラブストーリーも、それぞれ数多くの障害が出てくる。
こんなこともストーリーもあるのか、と思うようなすごいストーリーもあった。


先日自殺したパク・ヨンハ主演の「スリング・ショットー男の物語」では、主人公の兄が、のっとりを目的としたデマにより、会社がつぶれて、自殺し、暴力的な方法で抗議した主人公が刑務所に入れられる。
その刑務所で、なぜか、パク・ヨンハは目をつけられてしまい、想像を絶する熾烈な暴行を毎日繰り返し、受け続ける。
見ているだけで絶望感でいっぱいになる。

あれを演じて、ドラマの中の人物と一体となっていたら(俳優はそういう人が多いらしい)、そして、現実でも、親しいスタッフに裏切られて、大金を持ち逃げされていたことを、考えれば、自殺するのもわかるようなすごい不条理な暴行だった。


誰も信じられない、助けてくれない。
悲惨な刑務所内の暴行が突然止まったのは、取り調べのときに、黒幕のことを話さなかったというだけの理由。


韓国では、そういうこともあるのか、と思わされた。。
パク・ヨンハ演じる主人公が刑務所から出た後も、信じられない恐怖のストーリーだった。


今回の「傾城之恋」は、チラッと見ただけだけれども、かなりすごい。

もと特権階級の主人公とヒロイン。
時代は、1940年代、場所は中国の上海、香港。

特権階級だった主人公は親族の陰謀により、闇社会まで落ちてしまう。

想像を絶する苦しい危機の連続。


一方、ヒロインは、金はあるけれども、名門ではないという家の男に嫁ぐことになるが、その夫は、ヒロインへの復讐のために、愛人を作ると宣言する。

主人公がイギリスから出生証明書を取ってきたとき、すでに愛する女性は人妻だった。

主人公は裁判で勝利し、遺産相続人として認められ、身分を回復する。

そして、愛する女性の義理の妹に接近する。
このあたりは、嵐が丘のようだ。


すごい、アップダウンの激しさ。

面白そう。

視聴率ナンバーワンだったそうだ。

字幕つきの中国語だった。

中国語がわかればもっと面白そう。



衛星劇場で始まる韓国ドラマ「天使の誘惑」も、両親を殺されたことに復讐するために結婚した女性がさらに復讐されるというすごいストーリー。

その夫は死にそうになるが、何とか命をとりとめ、全身整形して別人になり、元の妻に復讐するというびっくり復讐ドラマ。

KNTVの放送開始時無料放送で、少し見たが、行き詰るサスペンスだった。


日本ではこれほどのすごいストーリーは、なかなか作れないだろう。

これは、必ずしもほめているわけじゃないんだけれども、インパクトは確かにすごい。

posted by mimichan at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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